- 2021/02/26 掲載
日証協会長に森田氏=4年ぶり野村出身
日本証券業協会が鈴木茂晴会長(73)の後任に野村証券の森田敏夫社長(59)を起用する方針を固めたことが25日、分かった。近く発表する。6月の定時総会で正式決定し、7月1日付で就任する。野村出身者は4年ぶり。
森田氏は日証協副会長を務めており、証券業界内の調整や自主規制を担う日証協トップに適任と判断されたとみられる。野村証券で国内の個人営業部門などを統括した森田氏は、20年3月まで親会社の野村ホールディングス(HD)で共同グループ最高執行責任者(COO)も務めた。
日証協会長は近年、野村と大和証券の出身者が交互に務めている。現在の鈴木氏は大和出身。
森田
敏夫氏(もりた・としお)同志社大商卒。85年野村証券(現野村ホールディングス)入社。野村HD子会社の野村証券副社長を経て17年4月社長。鳥取県出身。
【時事通信社】 〔写真説明〕森田敏夫
日本証券業協会次期会長
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