米ＧＤＰ、４．１％増＝１０～１２月期改定値

【ワシントン時事】米商務省が２５日発表した２０２０年１０～１２月期の実質ＧＤＰ（国内総生産、季節調整済み）改定値は、年率換算で前期比４．１％増となった。速報値（４．０％増）から上方修正された。

主要項目は、ＧＤＰの７割を占める個人消費が２．４％増（速報値２．５％増）に下方修正。設備投資は１４．０％増（１３．８％増）、住宅投資が３５．８％増（３３．５％増）。輸出は２１．８％増（２２．０％増）、輸入は２９．６％増（２９．５％増）。

２０年通年は前年比３．５％減と速報値と同じだった。マイナス幅は終戦直後の１９４６年（１１．６％）以来７４年ぶりの大きさ。

【時事通信社】