- 2021/02/25 掲載
青森・むつ市、関電に抗議=核燃施設共用「あり得ない」
青森県むつ市は25日、同市に立地する使用済み核燃料の中間貯蔵施設をめぐり、関西電力への抗議を表明した。同施設については原発を持つ電力各社による共同利用案が浮上し、関電は福井県外への搬出先として選択肢の一つとしているが、むつ市は「あり得ない」と強く反発している。
関電の森本孝社長は24日、共同利用案を選択肢の一つとする考えに変わりないとの認識を示した。これに対し、むつ市は25日、「共用化について認めた事実も、議論を開始している事実もない」と強調。同施設の立地協定を結ぶ東京電力を通じ、「関電に対し、地域が認めず存在すらしていない案件をあたかも既成事実のように取り扱っていることに強く抗議するよう求めた」という。
【時事通信社】
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