- 2021/02/25 掲載
東京マーケット・サマリー(25日)
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 105.99/01 1.2185/89 129.18/22
NY午後5時 105.86/89 1.2164/66 128.79/83
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の106円付近。午前の取引では米長期金利が1.4200%付近まで上昇したことを受けて、ドルは106.14円まで上昇し、半年ぶりの高値に迫ったが、午後は米長期金利の低下が円の買い戻しを誘発し、106円を割り込む展開となった。夕刻に入ると、ドルは下げ渋りに転じて推移している。
<株式市場>
日経平均 30168.27円 (496.57円高)
安値─高値 30044.43円─30213.28円
東証出来高 14億6095万株
東証売買代金 2兆9211億円
東京株式市場で日経平均は大幅反発した。前日の米国株市場では主要3指数が上昇したことを受け、日本株も朝方から堅調なスタートとなった。値がさ株に買い戻しが入ったほか半導体関連株も買われ、寄り付き後に指数は上げ幅を拡大、一時540円超高まで上昇した。ただ、徐々に手掛かりが乏しくなり、買い一巡後は高値圏でもみあう展開が続いた。市場は引き続き、上昇基調となっている米長期金利の動向に注目している。
東証1部の騰落数は、値上がり1383銘柄に対し、値下がりが707銘柄、変わらずが102銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.022%
ユーロ円金先(21年6月限) 100.045 (-0.005)
安値─高値 100.045─100.045
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.022%になった。前営業日(マイナス0.020%)から若干低下した。「引き続き地銀の調達意欲は強いが、大手行については日銀の基準比率引き下げの影響か、やや意欲が鈍っているようだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
<円債市場>
国債先物・21年3月限 150.87 (-0.25)
安値─高値 150.86─151.05
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.140% (+0.025)
安値─高値 0.150─0.125%
国債先物中心限月3月限は前営業日比25銭安の150円87銭と大幅反落して取引を終えた。市場では、米10年物国債利回りがアジア取引時間に入って再び上昇に転じたことが圧迫材料となったとの声が聞かれた。
一方、現物市場の10年物国債利回り(長期金利)の引け値は前営業日比2.5bp上昇の0.140%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.02─-0.07
3年物 0.03─-0.06
4年物 0.05─-0.04
5年物 0.07─-0.02
7年物 0.12─0.02
10年物 0.21─0.11
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