- 2021/02/24 掲載
英銀ロイズ、保険・ウェルス部門強化へ 通期利益は予想上回る
2023年までに保険およびウェルス部門の顧客からの資金を250億ポンド増やす方針。
オフィススペースは3年で2割削減する。
コストは今年末までに75億ポンドを下回る水準に圧縮する。
2020年の税引き前利益は12億ポンド(17億ドル)で、前年の44億ポンドから減少した。ただ、アナリスト予想平均の9億0500万ポンドは上回った。
貸倒引当金は42億ポンドで、予想の45億─55億ポンドを下回った。
ロイズは1株当たり0.57ペンスの配当支払いを実施する。中銀が容認する最大の水準で予想の0.53ペンスを上回った。英銀は昨年、中銀の指示により感染症流行下の融資強化で配当を停止していた。
オルタ・オソリオ氏は今年退任し、クレディ・スイスの次期会長となる見込み。同氏の後任となるHSBC幹部のチャーリー・ヌン氏は8月から業務を開始する。
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