- 2021/02/24 掲載
米ルーシッド、「モデル3」に対抗するEVを3─4年以内に発売計画
同社は、まず高級モデルのEVを販売してブランド力を高め、その後、より一般向けモデルを投入するというテスラと同様の戦略を進めている。
ローリンソンCEOは、小型車の生産にはより大規模な生産設備や自動化が必要になるため、まずはリソースが小型車よりも少なくてすむ高級車や大型車に焦点を当てると説明した。
同社初のEVとなる高級EV「エア」の生産開始は2021年終盤と、当初予定の21年春より後ずれする見通し。
2022年に、より手頃な7万ドル以下の高級車セダンを発売し、23年にはスポーツ多目的車(SUV)を発売する計画。ピックアップトラックや商用車の開発にも関心があるが、そうしたモデルの製造はまだ数年先になり、他社と提携して行う可能性があるという。
さらに、「2万5000ドル程度のモデルに大きな需要がある」と指摘。「ただ、ルーシッドは、現実的にそうしたモデルをあと8年は製造できない」と述べ、テスラでさえそうしたモデルをまだ投入していないと語った。
主要自動車メーカー6社からここ1カ月の間、同社の技術に関心があることを伝えられたと明かし、他社との提携で2万5000ドルのモデルを3─4年以内に製造できるかもしれないと語った。
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