- 2021/02/15 掲載
SOMPOひまわり生命、Famileafと妊婦特化型PHRアプリの活用に向けた実証実験を開始
1.背景・目的
日本では社会環境の変化に伴い、高齢出産の割合が増加(※)しており、ハイリスク妊娠の一因として考えられています。特に妊娠高血圧や妊娠糖尿病といった妊娠期の合併症は、予防・早期発見が重要と言われており、日々の健康管理の必要性が高まっています。
ファミリーフは京都大学発のスタートアップ企業であり、京都大学の支援のもと、妊娠期における合併症やうつ状態の予防等に関するPHR(Personal Health Record)を活用したアプリを開発しています。
また、SOMPOひまわり生命は、お客さまを健康にする「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康を応援する機能(Healthcare)を加えた「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を、新たな価値として提供しています。
ファミリーフが開発した妊婦特化型PHRアプリ「hug+u」と、SOMPOひまわり生命が提供する「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を組み合わせることで新たな価値を創造し、妊娠期における合併症やうつ状態の予防・早期発見に貢献していきます。
※出典:厚生労働省「令和元年(2019年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
( https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/index.html )
2.PHRアプリ「hug+u」のサービス概要
当該サービスは産官学連携しており、大学・行政・民間企業の英知を結集することで、妊婦の抱く出産への不安を解消し、楽しみ・安心・健康を提供します。
(1)自身の健康情報に基づいたサービス
お母さんのスマートフォンから集める健康データから健康状態やストレスの分析・測定を行い、妊娠期の大切な体の管理や、一人ひとりの状況に合った個別助言を行います。
(2)連携機能
日々のデータは、かかりつけ医等に共有し、妊娠中の身体的・精神的不調の早期発見につなげます。また、ご家族の方に母子の様子やサポート方法を個別に連絡することで、周囲からも妊婦に対する支援を具体的かつタイミングを逃さずに行うことができます。
(3)インセンティブ
計測率等に応じて進んでいく「すごろく」形式で妊娠・出産の不安を解消していきます。出産にむけた各マスでは民間企業と作成したコンテンツを見ながら出産に向けた準備を進めることができ、健康管理を楽しく続けられるきっかけとします。
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