- 2021/02/09 掲載
午後3時のドルは104円後半、リスクオンの売り再来
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 104.89/91 1.2076/80 126.67/71
午前9時現在 105.20/22 1.2051/55 126.79/83
NY午後5時 105.22/23 1.2048/49 126.78/82
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から下落した104円後半。アジア株の堅調展開が続く中、ドルに売りが集中した。
ドルは朝方の高値105円前半からじり安。午後に一時104.84円まで売られ、今月2日以来1週間ぶり安値を付けた。
ドルは他通貨に対しても軟調。特に対豪ドルでは、前日安値の0.76ドル半ばから0.77ドル後半まで下落した。対NZドルでも下げが目立った。
豪ドル買いの一因とされたのが、米電気自動車(EV)メーカー大手テスラが、金のETF(上場投資信託)などを購入する意向を示したこと。暗号資産(仮想通貨)のビットコインに約15億ドルを投資したとも明らかにし、ビットコインは過去最高値へ上昇した。
この日のアジア市場では、株高が進行するリスクオンムードの下、ドルが売られる展開が復活した。「先週までの株高とドル高の同時進行は、昨年来積み上がったドル売りポジションの巻き戻しが主導した。買い戻しが一巡したのか、引き続き注視したい」(外銀)との声が出ていた。
(為替マーケットチーム)
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