- 2021/02/08 掲載
多様性しっかり意識を=森氏発言、直接論評避ける―中西経団連会長
経団連の中西宏明会長は8日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言への批判が高まっていることに関し、「特にコメントは差し控えたい」と述べた。その上で、一般論として「ダイバーシティー(多様性)をしっかり意識した組織運営や人事をやっていくべきだ」との考えを示した。
入院先の病院からオンラインで記者会見した。中西氏は、日本社会は「女性と男性を分けて考える習性が強い」と指摘した。ただ、「女性が、男性が、ということを前提として発言したり考えたりする時代ではない」と強調。ジェンダー以外の面でも多様性に対する配慮は「まだまだ課題がある」と語った。
【時事通信社】
PR
PR
PR