• 2020/12/18 掲載

東ガス、「脱炭素」ビル開発へ=25年度にも事業化―内田社長

時事通信社

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東京ガスの内田高史社長(64)は17日までにインタビューに応じた。都市ガスで熱と電気を発生させるコージェネレーション(熱電併給)設備に二酸化炭素(CO2)の回収・再利用技術(CCUS)を組み合わせて、「CO2を出さないビルの開発に取りくむ」と表明。不動産業界と連携し2023年度に実証実験を始めたい考えで、25年度にも事業化を目指す。

東ガスは発電時の排熱を有効利用できる熱電供給システムのノウハウを持つ。政府の「脱炭素化」政策を背景に、CCUSはCO2を大量に排出する火力発電所などへの導入機運が高まっており、内田氏はガス・熱電供給システム提供先のオフィスビルなどで親和性が高いと判断。「(顧客が入居する)ビルの価値を高めたい」と構想実現へ意欲を示した。

東ガスではCO2と水素から天然ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」の技術開発も進めている。製造段階でCO2が減り、内田氏は供給コストを課題に挙げつつも、「災害の多い日本で、電気だけに頼るのは危険」と指摘。エネルギー源の多様化とCO2削減を両立させる必要性を強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える東京ガスの内田高史社長=10日、東京都港区

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