- 2020/12/15 掲載
オフィス分散で連携=5G活用、コロナ後見据え―JR東・KDDI
JR東日本とKDDIは15日、企業のオフィス機能の本社集中を見直し、周辺都市などに分散させるサービスを共同展開すると発表した。JR東が再開発を進める東京・品川を核に、本社と周辺都市のオフィスをKDDIの次世代通信規格「5G」などで結び、通勤時間の大幅な短縮やリモートワークの推進を支援する。新型コロナウイルス感染の収束後も見据え、働きやすい環境を提供する。
両社は来春、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県に、本社とつながる周辺都市のオフィスを試験的に開設。将来的には全国各地に分散拠点を設けたい考え。また、東北新幹線の一部車両にリモートワークに適した通信環境を整備する実験も行う。
JR東の深沢祐二社長は15日の記者会見で「場所や時間にとらわれない新たな街づくりを進める」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見後に撮影に応じるJR東日本の深沢祐二社長(左)とKDDIの高橋誠社長=15日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕JR東日本とKDDIが行う東北新幹線の一部車両にリモートワークに適した環境を整備する実験のイメージ(JR東提供)
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