- 2020/12/08 掲載
今年の一皿「テークアウトグルメ」=コロナ禍で一躍脚光―ぐるなび総研
ぐるなび総研(東京)は8日、2020年を象徴する「今年の一皿」に、飲食店で作られた料理を自宅などで味わう「テークアウトグルメ」を選出したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響から外食が控えられる一方、新たな収益源として弁当などの持ち帰り・宅配に参入する飲食店が急増し、一躍脚光を浴びた。
自宅やオフィスでお店の味が楽しめるテークアウトグルメは、暮らしに浸透するとともに充実したメニューや、スマートフォンのアプリを使うなど注文方法も多様化。同総研は「新しい日本の食文化として定着する兆しがある」と分析している。
今年の一皿の発表は7回目で、飲食店情報サイト「ぐるなび」利用者の検索履歴などを基に候補を選出。今年は高級ブドウのシャインマスカットや、畜肉の代わりに大豆などを使う代替肉、ノンアルコールドリンクがノミネートされた。
【時事通信社】 〔写真説明〕ぐるなび総研が2020年の「今年の一皿」に選出した「テークアウトグルメ」=8日午後、東京都港区
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