- 2020/11/22 掲載
キリン、豪飲料事業売却へ=外交悪化で一転、地元乳業大手に
キリンホールディングスが、オーストラリアの飲料事業を地元乳業大手ベガ・チーズに売却する方針を固めたことが22日、分かった。売却額は400億円超とみられる。いったん中国企業に決まったが、今年夏に豪中関係悪化のあおりを受けて破談となり、改めて売却先を探していた。
キリンが売却するのは、同社のオセアニア統括会社傘下で乳製品などを取り扱うライオン―デアリーアンドドリンクス。2007年に約2940億円で買収したが、低収益が続いていた。
【時事通信社】
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