• 2020/11/21 掲載

米大統領選、結果覆る可能性狭まる ジョージア州再集計結果受け

ロイター

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[20日 ロイター] - 米大統領選を巡り、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官が同州での民主党バイデン候補の勝利は変わらなかったとする再集計の結果を発表したことを受け、法廷闘争で選挙結果が覆る可能性は狭まり、トランプ大統領の陣営は窮地に追い込まれている。

ラッフェンスパーガー長官(共和党)はこの日、選挙結果は「州務長官の事務所や裁判所、または両陣営による判断ではなく、州民の意見を反映したものだ」と強調。トランプ大統領の同州での敗北は残念だが、「数字はうそをつかない。州務長官として、きょう発表された数字は正しいと信じている」と述べた。

トランプ陣営はジョージア州での再集計結果を受け、バイデン氏が勝利した激戦州の結果について不正を強く主張することで州議会の共和党議員に介入する気を起こさせ、各州で選挙人を指名させる戦略にシフトしているという。

ただ、このような戦略は米近代史において前例がなく、州議会のほか、最高裁の支持が必要になるとみられる。

トランプ氏の弁護団は、合衆国憲法が州知事などではなく、立法府である州議会に選挙人を任命する最終的な権限を与えていると主張。ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州の州議会は共和党が過半数を握っている。

一方、法律の専門家らは、有権者の意思を損なおうとするトランプ氏の意向に警鐘を鳴らしているが、州議会が合法的に選挙人を指名できるかは懐疑的だとしている。

バイデン陣営の法律顧問、ボブ・バウアー氏は、トランプ陣営は「法律上、絶望的な立場にある」と指摘。選挙結果を無視し州議会が選挙人を指名するようなことはこれまでになく、「不可能だ」と述べた。

また、ジョージア州では来年1月5日に行われる上院2議席の決選投票に向け、共和党がこの日集会を開催。ペンス副大統領が飛び入りで参加した。

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