- 2020/11/21 掲載
米財務長官のコロナ支援打ち切り判断に「失望」=シカゴ連銀総裁
CNBCに対し「バックストップ(安全策)としての役割はかなりの期間、非常に重要になり得ることから、失望している」とした上で「コロナ感染は拡大しており、リスクが伴う。全方位からの支援拡大が望ましい」と述べた。
3月の新型コロナウイルス支援・救済・経済保障法(CARES法)に基づき、財務省には4550億ドルが割り当てられ、その大半はFRBの企業や非営利団体、地方政府向け緊急融資資金に確保されたが、ムニューシン長官は19日にパウエル連邦準備理事会(FRB)議長への書簡で、これらの資金の未使用分を財務省に返却するよう要請。返却された資金を議会が景気対策に回せるようにすべきとした。
エバンズ氏は月額1200億ドルの債券買い入れについて、必要に応じて対象年限の長期化や増額が可能だが、経済動向を見極めるため春ごろまで様子を見守りたいとした。
PR
PR
PR