- 2020/11/12 掲載
NTT-ATとNTT-TX、多指向性マイクロフォン用開発キットを販売開始
多指向性小型マイクロフォンモジュールは、最大12方向の音を個別に分離して集音する機能および話者の方向を自動で推定し位置変化に合わせて集音する自動追従機能を有することから、これらの機能を会議議事録システムに搭載することで、これまでは困難であった話者を分離・識別した音声認識が可能となるため、議事録作成業務の効率化が図れます。
本製品は、11月12日(木)~13日(金)に開催される「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2020 in 東京」に出展予定です。
■背景
企業やそこで働く人々にとって、日常的に行われる会議の議事録作成は、大きな負担となっています。その手助けとなる自動議事録作成ツールは、多くの企業が開発し販売しています。しかし、一般的な置き型全指向性マイクを使用し複数人の会話を収録すると、話者の識別が困難なため、音声の認識率に悪影響をおよぼします。また、一人ひとりにマイクを用意すると、装着の煩わしさやコストの増加などの問題が発生します。
それらの問題を解決すべく生まれたのが本製品です。1台のマイクデバイスで最大12方向の高度な話者分離を実現し、正確かつ手軽な自動議事録作成に大きく貢献します。
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