- 2020/11/11 掲載
新規M&A、1~2年見合わせ=コロナ影響見定め―寺畠JT社長
日本たばこ産業(JT)の寺畠正道社長はインタビューに応じ、企業の合併・買収(M&A)を1~2年間見合わせる方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済の先行き不透明感が強まっており、買収時期や投資効果を慎重に見極める必要があると判断した。
寺畠氏は「各国の経済状況や消費者の購買力が戻ってきているかを見定める期間が1~2年必要だ」と語った。ただ、中長期的には新興国を中心に現地企業の買収で事業を展開する方針を堅持する。寺畠氏は「地理的拡大を進める(従来の)戦略は変わらない」と説明。アフリカや南米、アジアなどで市場分析を進める考えだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える、日本たばこ産業(JT)の寺畠正道社長=6日、東京都港区
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