- 2020/11/11 掲載
NZ中銀、政策金利据え置き 新たな資金供給策発表
資産買い入れプログラムの規模は1000億NZドルで維持した。ロイターのエコノミスト調査では全員が政策金利の据え置きと量的緩和の現状維持を予想していた。
NZ中銀は声明で「金融政策委員会は物価・雇用目標を達成するため、経済に追加の金融刺激策を提供することで合意した」とした。
追加刺激策は12月に開始する「貸し出し向けの資金供給プログラム(FLP)」を通じて実施する。FLPは銀行の資金調達コストを押し下げ、金利低下を促す。
NZ中銀はまた、FLPとマイナス金利を展開するための金融機関の準備は進展したと指摘。必要になれば、両ツールが相互補完的に経済活動を支援するとの見解で委員会は一致したと明らかにした。
中銀の声明発表直後、NZドル<NZD=D3>は一時約17ポイント下落したが、すぐに値を戻した。
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