- 2020/11/11 掲載
NEC、三井住友銀行の次世代勘定系システムの構築ベンダに選定
NECのメインフレーム「ACOSシリーズ」の次世代モデルにより勘定系システムの処理性能を高め、安定性・効率性・堅牢性を追求すると共に、外部との連携や迅速な新サービス開発などを可能にするオープン系システムを構築します。安定性の高いメインフレームと、将来の変化に柔軟に対応可能なオープン系システムの双方を活用したハイブリッドなアーキテクチャにより、モダナイゼーションを通した三井住友銀行のDXを実現します。次世代システムの構築は2021年度より順次実施し、2025年度に移行を完了する予定です。
■背景
近年、決済の多様化やグローバル化の進展、国・異業種企業との相互連携、法制度の改正など銀行を取り巻く環境が大きく変化しています。また、技術の進展に伴ってデジタルチャネルの更なる活用や、データビジネスの拡大などの新たなビジネスモデルの確立、業務プロセスの変革への要求は一層高まっています。そのような環境に対応するため、三井住友銀行は次世代の勘定系システムの構築に着手します。
NECは、三井住友銀行(当時、住友銀行)が1994年に実施した勘定系システムの刷新以来、同行と共に勘定系システムの高度化に取り組んでおり、このたび、次世代システムの構築ベンダに選定されました。
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