- 2020/11/10 掲載
独アディダス、第3四半期業績は予想上回る 見通しは慎重
営業利益は12%減の7億9400万ユーロで、こちらも予想(7億2300万ユーロ)を上回った。
第4・四半期については、売上高は同程度の減少にとどまるとの見通しを示した。ロックダウン(都市封鎖)が再導入されたものの90%超の店舗が営業を続けており、客足も大幅に減っていないため。
カスパー・ローステッド最高経営責任者(CEO)は、「今期初めは業績拡大を予想していたが、世界的に感染症が再拡大して忍耐とサポートが必要になっている」とコメントした。
ジェフリーズのアナリストはリサーチノートで「現在の需要とコスト拡大を踏まえると、短期的な見通しはあまり前向きではない」と指摘した。
リーボックブランドの売上高は7%減。リーボック売却を計画しているとの雑誌の報道については、コメントを控えた。アディダスはリーボックを2005年に買収した。
中国部門は第4・四半期にプラスに復帰すると予想。営業利益は1億─2億ユーロとの見通しを示した。
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