- 2020/11/10 掲載
東京ドーム、社長解任に反対=海外ファンド提案、来月臨時総会
東京ドームは10日、大株主で香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントから株主提案された長岡勤社長ら取締役3人の解任案について、反対すると発表した。株主提案を諮る臨時株主総会を12月17日に東京都内のホテルで開催する。
長岡氏は10日、都内で記者会見し、「(オアシス側は)ビジネスモデルに誤解があり、企業価値を向上させるには現在の取締役会が経営に当たることが最善」と説明。オアシス側が提案する遊園地部分の大幅改修には「大半が都市計画公園に指定されており、いろいろな法規制がある」と指摘した。その上で「何でも自由にできるわけではなく、実効性が確実ではない」と反論した。
社外取締役2人の解任案については「本人の経験や成果を重視して選んでいる」と述べ、オアシス側が指摘する在任期間の長期化は問題ないと強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で、投資ファンドから株主提案された取締役解任案に反対を表明する東京ドームの長岡勤社長=10日午後、東京都中央区
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