- 2020/11/10 掲載
豪企業信頼感指数、10月は約1年半ぶり高水準
信頼感指数は9ポイント上昇し、プラス5を記録。景況感指数は1ポイント上昇しプラス1となった。
景況感指数は新型コロナウイルスの影響で4月にマイナス34を記録したが、その後は改善している。ただ、長期平均のプラス6は依然下回っている。
NABは「調査結果は引き続き、経済が2020年上期の大幅な落ち込みから上向き、経済再開に伴い回復が続く可能性が高いことを示している」と説明した。
「信頼感の改善は心強いが、まだぜい弱で、(新型コロナの)ワクチンが確保できるまでその状態が続く可能性が高い」と指摘した。
景況感指数の改善は、3つの構成要因全てが上昇したことに支えられた。取引と収益を示す指数はプラス圏となった。
一方、雇用指数はマイナス圏にとどまっている。
将来の受注に関する指数はマイナス4に上昇。設備稼働率は77.9%に上昇した。
調査は、ビクトリア州が数週間続いたロックダウン(都市封鎖)を経て経済再開を発表した頃の10月最終週に実施された。同州では、企業信頼感と景況感は共に大きく改善した。
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