- 2020/11/10 掲載
プラス、業界初の介護ワークシェアリングサービスと連携
慢性的な雇用問題を抱える介護業界。今後はさらに大幅な人員不足が予測され、厚生労働省の発表では、2025年度末までに約40万人の介護人材の確保が必要となります(※1)。施設運営においても、介護報酬の支給(入居者3名に職員1名以上が必須)や、介護福祉士の雇用による処遇改善加算収入を左右し、人材の確保は経営に直結しています。
一方、介護職の有資格者は、フルタイムでの就職や、予め組まれたシフトの中で勤務するのは難しい、家事・育児との両立ができない等の事情を抱える人も多く、有資格者の3分の1が介護職で働いていない(※2)という数字にもそれが表れています。こうした背景の中、働き手の確保のためには、副業やスキマ時間を活用した就労ニーズの掘り起こしによる介護総労働力の向上が求められています。
そこで、これらの課題を解決するための一助として、プラスの介護・福祉施設向けデリバリーサービス「スマート介護」( https://www.smartkaigo.jp/ )とカイテクの介護ワークシェアリングサービス「カイスケ」( https://caitech.co.jp/caisuke-lp/ )が連携し、働きたい介護職の有資格者と介護施設をマッチングするWebサービスを1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の介護事業所向けに提供します。
◆スマート介護×カイスケ サービス紹介サイト: https://www.smartkaigo.jp/contents/kaisuke/index.php
「カイスケ」は、日本初のWeb上で「介護資格証の認証→仕事探し→仕事確定→勤怠管理→事業所/ワーカー評価→給与受取」(特許出願済)までを完結できるサービスです。今回の提携により、「スマート介護」を利用する施設は、日雇いで簡単・スピーディに直接雇用することが可能になり、「カイスケ」の利用者は、豊富な求人情報から自身の働き方にマッチした施設・時間帯を選ぶことができます。
「スマート介護」と「カイスケ」は、人材を必要としている施設と、空いた時間を有効活用して働きたい介護職の有資格者を直接マッチングすることで、雇用に伴う業務のデジタル化を図り、介護業界における人材活用を推進します。来年1月以降、順次全国展開を目指すとともに、施設の人材不足と介護スタッフの働き方に対して新たな価値を提供してまいります。
※1 ※2 厚生労働省「介護分野の現状等について」より
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