- 2020/11/10 掲載
アシスト、「セキュア・ワークスペース・ソリューション」を提供開始
セキュリティルームを設置して企業の重要な情報を物理的に厳重管理している金融機関や、重要な情報を扱う業務を社外へ委託している企業では、作業時には業務担当者の出社や現地での立ち合いを前提とするのが一般的です。そのため、コロナ禍の影響で在宅勤務やテレワークが推奨される中、業務担当者はセキュリティ対策のために出社しなければならないのが現状でした。
今回アシストが提供を開始する「セキュア・ワークスペース・ソリューション」は、取扱製品であるデスクトップ/アプリケーション仮想化製品「Ericom Connect」と特権ID管理製品「iDoperation」を組み合わせ、リモート操作が可能でセキュリティ対策が万全な仮想環境のセキュリティルームを構築します。具体的には、機密情報を扱うサーバや、ミッションクリティカルなシステムを管理するサーバを操作できる特権IDの付与を適切な承認フローのもとで行い、作業者端末や作業時間も限定し、画面転送を使って操作することで、物理的なセキュリティルームと同等なセキュリティを担保しつつ、より高い利便性を実現します。これにより、作業者、承認者、監査担当はリモートからの作業が可能になり、セキュリティ対策とコロナ禍における社員の安全確保を同時に実現、働き方改革にも貢献します。また、本ソリューションはオンプレミス、クラウドのIaaS環境を問わずに利用可能なため、重要システムのクラウド化も容易に促進できます。
アシストでは、強固なセキュリティ対策をリモートで実現したい金融機関などの企業、クラウドへのシステム移行を検討中の企業またはそれを支援するSIerなどを対象に、「セキュア・ワークスペース・ソリューション」を積極的に提案し、今後は、脆弱性管理やログ証跡管理まで幅広く支援するソリューションとしての展開も予定しています。
■「セキュア・ワークスペース・ソリューション」について
1.社員もしくは委託先の作業者は、iDoperationが提供しているワークフローの機能を使って、セキュア・ワークスペースへのアクセスと業務端末、業務サーバへのアクセスの利用申請を行います。
2.iDoperationのワークフローの機能で、承認者は内容を確認し承認します。
3.iDoperationとEricom Connectの連携により、作業者はスムーズ(シングルサインオン)にセキュア・ワークスペースに入室できます。
4.「3.」でアクセスをした操作はすべて証跡として動画が取得されます。
5.iDoperationが提供する画面に従って、業務端末や業務サーバにIDやパスワードを入力せず(シングルサインオン)にアクセスできます。
関連コンテンツ
PR
PR
PR