- 2020/10/24 掲載
英EU、通商合意でも貿易コスト増 非貿易障壁が重し=ドイツ銀
ドイツ銀のアナリストは「関税はEU離脱に伴う直接的な貿易コストのごくわずかな部分にすぎない。通商協定の合意の有無にかかわらず、非関税障壁が大きな重しになる」とした。
ドイツ銀は、英国とEUがカナダ型の自由貿易協定(FTA)で向こう数週間で合意に至ると予想している。こうしたFTAの下で、英国の国内総生産(GDP)は0.6%、EUの域内総生産は0.2%押し下げられると試算。マルタ、ルクセンブルク、アイルランドが最も大きな痛手を受ける一方、ユーロ圏の「4大国」が受ける痛手は平均を下回るとした。
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