- 2020/10/24 掲載
アントIPO、上海株の8割が戦略投資家に 小口は香港殺到か
アントのIPO規模は約350億ドル。中国本土では一生に一度の投資機会として注目されているという。ただ、上海での戦略投資家への割り当てが80%と今年の平均(19%)を大幅に上回ったことを受け、中国本土の小口投資家は上海では抽選漏れする可能性が高いとして、戦略投資家への割り当てがない香港での申し込みを検討している。
上海を拠点とするリーガン・ファンド・マネジメントは、中国本土の小口投資家による香港IPOへの申し込みを支援。ゼネラルマネジャーのリチャード・リー氏はロイターに対し、香港でアントのIPO株を取得できる確率は50─70%で、上海よりはるかに高いと述べた。
上海IPOに関与するバンカーは匿名で「IPO株を取得すれば大半が大きな利益を得られることは誰もが知っている」とし、「アント株への需要は強い」と述べた。
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