- 2020/10/24 掲載
米コロナ対策、大統領選前の合意可能 トランプ氏次第=下院議長
[ワシントン 23日 ロイター] - 米民主党のペロシ下院議長は23日、追加の新型コロナウイルス経済対策について、11月3日の大統領選前に合意できる可能性はまだ残っているとしながらも、トランプ大統領の行動次第との考えを示した。
ペロシ氏はMSNBCのインタビューに対し、政権側が対策法案の文言をまさに受け入れる寸前であると期待していると述べた。
その上で「トランプ大統領が望めば、選挙前の合意は可能」だが、トランプ氏は消極姿勢を示している共和党上院議員らと対話する必要があると述べた。
共和党のマコネル上院院内総務は、大統領選前に数兆ドル規模の法案採決を実施することは望んでいない。
ペロシ氏によると、追加コロナ対策法案の争点を巡り議会委員会の提言待ちとなっていたことから、前日はムニューシン財務長官との協議は行われなかった。
米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長はFOXビジネス・ネットワークに対し「ここ1─2週間前に比べ、政権と民主党間の溝は縮まった」としつつも、「依然として著しい政策の違い」が存在すると強調。合意の可能性や時期を予測することは控えるとした。
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