- 2020/10/23 掲載
米Wファーゴ、資産運用部門の売却検討=関係筋
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのチャールズ・シャーフ元最高経営責任者(CEO)が昨年同行のCEOに就任して以来、最大の再編となる可能性がある。
資産運用部門の売却は、同行の立て直しに向けてシャーフ氏がコスト削減よりもさらに踏み込んだ抜本的な改革を目指していることを示している。シャーフ氏は長期的に年間100億ドルのコスト削減を目指す考えを示している。
6月末時点で資産運用部門の運用規模は約5780億ドル。関係筋によると、同部門売却でウェルズ・ファーゴは30億ドル以上確保できる可能性がある。
複数の資産運用会社やプライベートエクイティ(PE)と既に協議しているという。
ウェルズ・ファーゴの広報担当者はコメントを控えている。
同行が14日に発表した第3・四半期決算は、利益が予想を下回った。営業手法を巡る不祥事に関連する費用を9億6100万ドル計上したほか、低金利も影響した。
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