- 2020/10/23 掲載
米マテルの第3四半期は大幅増収、在宅時間増え玩具販売好調
発表を受けて同社株は時間外取引で一時6%上昇した。
玩具販売は、ウォルマート<WMT.N>やターゲット<TGT.N>などでも好調となっている。
第3・四半期の純売上高は16億3000万ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の14億6000万ドルを上回った。
バービー人形の売上高は29%増の5億3220万ドルで、四半期ベースで2003年以降で最大だった。
調整後1株当たり利益は0.95ドルで市場予想の0.39ドルを上回った。コスト削減が利益を押し上げた。
第4・四半期の売上高の伸びは為替変動の影響を除いたベースで1ケタ台半ばになるとの見通しを示した。
調査会社NPDによると、新型コロナの影響で旅行を控え、その分の出費を玩具にまわすことが予想され、年末商戦時期の玩具販売は好調が見込まれる。
マテルのイノン・クライツ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で、年末商戦時期にはバービー人形ハウスなどの需要の大幅増加が見込まれているが、需要に対応できるか分からないと説明した。
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