- 2020/10/23 掲載
顧客情報、デジタルで共有=銀・信・証の連携強化―三菱モルガン社長
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒木三郎社長はインタビューに応じ、三菱UFJフィナンシャル・グループ内の銀行、信託銀行、証券の顧客情報を共有するデジタルプラットフォームを来年6月に本格稼働させる方向で準備を進めていると明らかにした。従来と同様に同意を得られた顧客が対象で、資産構成や運用ニーズを迅速に把握し、最適なサービスの提供につなげる。
荒木氏は「顧客資産の全体像が分かれば、悩みに応じた解決策が早期に見いだせる」と強調。グループ内連携の実効性も高まるとみる。銀行と証券の情報共有を制限する現行の規制については「顧客のプラスにならない。撤廃は銀行グループの悲願だ」と訴え、規制撤廃に期待を寄せた。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒木三郎社長=20日、東京都千代田区
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