- 2020/10/22 掲載
トプコンの新工場竣工=光学レンズなど需要増―福島
精密機器メーカーのトプコン(東京)は22日、福島県田村市で建設を進めてきた新工場の竣工(しゅんこう)式を開いた。眼科用医療機器に使う光学レンズなどの需要増に対応して生産を強化する。12月から稼働を始める。
完成したのは、子会社トプコンオプトネクサスの新工場。近隣の既存工場が手狭となり、老朽化も目立ったため移転、拡張した。新工場は鉄骨平屋建てで、床面積は約6600平方メートル。光学レンズの表面をコーティングする装置なども新たに導入する。
竣工式後の記者会見で、トプコンの平野聡社長は「今後の事業拡大を考え、新工場を建てた。生産能力を(既存工場の)4倍にする」と話した。
【時事通信社】 〔写真説明〕新工場の竣工(しゅんこう)式でテープカットするトプコンの平野聡社長(右から3人目)ら=22日午後、福島県田村市
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