- 2020/10/22 掲載
成田空港、国内線着陸料を免除=航空会社の支援強化―新型コロナ
成田国際空港会社は22日、国内線の定期旅客便の着陸料・停留料を全額免除すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で収益が大幅に悪化している航空会社への支援を強化する。
成田空港会社は今年3月以降、着陸料や施設使用料の支払い猶予や減免による支援を実施。今回の措置を含め、支援総額は540億円に上る。国際線についても、定期旅客便の着陸料を小型機で1回3万円、中大型機で1回7万円を減免する。機種にもよるが、30%前後を割り引く形になるという。
国内、国際両線とも4月にさかのぼって適用する。2019年度に比べ運航回数が50%を上回るまで続ける。田村明比古社長は22日の記者会見で、「国内線は、ぜひともネットワークの維持につなげたい。国際線は地道に運航を増やしていきたい」と述べた。
【時事通信社】
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