• 2020/10/22 掲載

FRB、金融安定リスクへの注視必要=クリーブランド連銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


[21日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は21日、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に対する新たなアプローチは低金利・低インフレ下でFRBの経済に対する影響力を高めるが、金融安定リスクを注視し続ける必要があると述べた。

オンラインイベントで、強いインフレ圧力と金融安定リスクが存在しなければ、雇用が堅調なだけではFRBの懸念要因にならないことを新たな枠組みは明確にしていると指摘。

ただ、低金利が借り入れ増加や財務レバレッジの上昇、イールド・ハンティング(利回り追求)の動きなどを促す可能性に留意する必要があるとし、「マクロ経済の安定につながる金融政策は金融の安定を促進する一方、中立金利が低い環境下では持続的な緩和政策が場合によっては金融システムの脆弱性を高める可能性がある」とした。

また、「低金利下で、金融政策と金融安定とのつながりに対する最善のアプローチ法を巡り、一段の検証が必要だ」と語った。

さらに、一般の人々が金融政策を理解し、インフレ期待により良い影響を与えるために、FRBにはやるべきことがまだあるとも指摘。

新たな枠組み発表直後に行われた調査では、金融政策の目標は政府の借り入れコストを下げることだと答えた人の方が多く、FRBの責務である物価安定と雇用最大化について認識している人は少ないことが分かったとも述べた。

*内容を追加しました。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます