- 2020/10/21 掲載
中国、成長安定とリスク防止のバランス取る=人民銀総裁
易氏は北京で開催された金融フォーラムで、マクロレバレッジ比率は今年上昇したが、来年は経済が拡大するにつれて安定するとの見通しを示した。
「金融政策はマネーサプライの『門』を守り、マクロレバレッジ比率の変動を適切にならし、長期的に妥当な水準を保つように努める必要がある」と指摘した。
人民銀の阮健弘調査統計局長は7月、中国のマクロレバレッジ比率は第1・四半期に14.5%ポイント急上昇し、第2・四半期はさらに高まったと述べていた。
国際金融協会(IIF)は7月、中国の債務残高の対国内総生産(GDP)比は第1・四半期の318%近くから335%に達するとの見通しを示した。
劉鶴副首相は同じ金融フォーラムで、今年の中国の成長率はプラスになる公算が非常に大きいと述べた。また穏健な金融政策を引き続き適切かつ柔軟に運用し、流動性を合理的に潤沢な水準に維持すると語った。
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