- 2020/10/21 掲載
RSAセキュリティ、「RSA SecurID Access」の最新版を発売
業務アプリのクラウド移行は、パンデミックによる緊急事態宣言によってリモートアクセスのニーズが急速に高まったことを契機に、今後の働き方の多様化も見据え、最近特にその傾向が高まってきています。クラウド化やオンプレミスとクラウドが混在する環境において、セキュリティ上で重要となる認証の連携をはじめ、ログインの一元的な一括管理、ログインできない時間の解消、認証用デバイスの多様化が求められています。
そこで最新版は、このようなニーズに応えて、RSA SecurIDの認証サーバーとデバイス用エージェントソフトそれぞれに新機能を追加して、クラウド認証機能の向上を図りました。
●クラウド認証サービスのダウンタイムを回避する高可用性
認証サーバーの最新バージョン「RSA Authentication Manager 8.5」は、ユーザーにとって認証のインターフェースとなるクラウド認証サービス(CAS)をクラウド上に置き、ユーザー管理機能をオンプレミスで行うハイブリッド構成になりました。そのため、クラウド認証サービスへのアクセスが、ネットワークや機器の不具合などにより低速あるいは停止した場合は、自動的にオンプレミス側で認証リクエストを引き継いで多要素認証(MFA)のワンタイムパスワード認証を行います。
「RSA Authentication Manager 8.5」は、セキュア プロキシおよびフェールオーバー ノード サービスを有します。このハイブリッド構成により、認証プロセスの停止が回避され、クラウド上の業務アプリにログインできずに業務が遂行できなくなる事態は起こらず、安心してクラウド認証サービスを運用できる高い可用性が得られます。
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