- 2020/10/21 掲載
自動運転バスで「分身」が案内=大阪・万博公園で実証実験
三井物産やパナソニック、凸版印刷などは21日午前、万博記念公園(大阪府吹田市)で23日から行う自動運転サービスの実証実験を報道陣に公開した。電気自動車(EV)の自動運転バスを走らせながら、遠隔操作のアバター(分身)などを使って乗客を案内した。
バスはパナソニックが開発中の透明ディスプレーを搭載。透過して見える風景と、画面に映し出されるアバターの案内映像を重ねて見ながら、移動する仕組み。1970年大阪万博のパビリオン跡地を巡るコースと、日本庭園ルートの二つがある。
報道公開では、女性キャラクターのアバターが「どこから来ましたか」と問い掛けて乗客が答えるなど、対話する場面もあった。
楽しみながら学べる新たな移動体験型サービスとして、2025年大阪万博での実用化を検討している。実証実験は11月16日まで。
【時事通信社】 〔写真説明〕万博記念公園での実証実験に使われる自動運転バス=21日午前、大阪府吹田市
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