パソナ創業者の南部氏退任＝創業５０年で体制一新

人材派遣大手のパソナグループは１４日、創業者の南部靖之社長（７３）が５月末で退任すると発表した。取締役も退く。若本博隆副社長（６４）が６月１日付で社長に就任した後、８月２２日の株主総会を経て中尾慎太郎常務執行役員（５０）が社長に昇格。若本氏は代表権のある会長に就く。

１９７６年の創業から５０年目を迎え、南部氏が「次の５０年に向けて新体制で新しいパソナグループを築いてほしい」と辞任を申し出たという。

【時事通信社】