- 2025/04/05 掲載
予想上回る関税、インフレ上昇と成長鈍化伴う恐れ=FRB議長
パウエル議長はビジネスジャーナリスト向けのイベントで講演し、「失業率の上昇とインフレの上昇という双方のリスクが高まる非常に不確実な見通しに直面している」とし、物価安定と最大雇用というFRBの二大責務の達成を脅かす恐れがあるとした。
さらに「不確実性は依然として高く、関税の引き上げが予想以上に大きいことが明らかになりつつある」とし、「経済への影響も予想以上に大きく、インフレの上昇と成長の鈍化を伴うだろう」という認識を示した。その上で「政策スタンスの調整を検討する前に、われわれはより明確な状況を見極めることが可能な位置にある。金融政策の適切な道筋を決定するのは時期尚早だ」と述べた。
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