- 2025/03/14 掲載
三菱UFJ銀、ジャックスに追加出資=約390億円、提携強化
三菱UFJ銀行は14日、信販大手ジャックスに約390億円を追加出資すると発表した。第三者割当増資を引き受け、同行や三菱UFJフィナンシャル・グループ関連企業全体の保有比率(議決権ベース)を現在の約2割から4割に引き上げる。顧客基盤の連携やデジタル化などで提携関係を強化し、個人向け金融での収益拡大につなげる。
6月末までの払い込み完了を予定。三菱UFJ銀はジャックスに取締役2人を派遣する。三菱UFJ銀は2008年にジャックスを持ち分法適用会社化。オンライン申し込みの個人向けローンなどで協業してきた。
今回はジャックスと新たな資本業務提携を締結。顧客網の共有や海外事業での連携のほか、銀行のサービスを異業種に提供する「BaaS(バース)」事業での協業も検討する。
【時事通信社】
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