- 2025/03/12 掲載
ステランティス傘下のマセラティ、スポーツカー電動化計画を撤回
電気自動車(EV)版の「MC20フォルゴレ」は今年発売が予定されていた。
広報担当は声明で、市場調査によると、MC20の顧客は強力なガソリンエンジンを好み、近い将来に電池式EV(BEV)へ乗り換える心構えができていないと説明した。
2020年に投入されたMC20はマセラティの本拠であるイタリア北部モデナで生産され、価格は約24万ユーロ(26万2000ドル)から。
同社は昨年の販売台数が1万1300台にとどまり、23年の2万6600台から大きく減少。昨年は調整後営業損失として2億6000万ユーロ(2億8400万ドル)を計上した。
イタリア同業のフェラーリは最初のEVを今年10月、独フォルクスワーゲン・グループ傘下のランボルギーニは29年にそれぞれ発売する予定。独ポルシェは19年からEVを提供している。
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