• 2025/01/15 掲載

午前の日経平均は反発、自律的な切り返し 米CPI前に警戒感も

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 15日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比154円31銭高の3万8628円61銭と反発した。朝方は自律反発を狙った買いが入り、急速に切り返したが、買い一巡後は一時マイナス圏に転じた。その後は再び押し目買いが流入し、相場全般は戻り歩調となった。ただ、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に警戒感は根強い。

前日の米国株式市場はまちまちの動きで方向感を示唆する材料とならず、日本株は年初からの下げによる値ごろ感も手伝って、自律反発で始まった。ただ、日経平均は3万8600円近辺に位置する200日移動平均線に跳ね返される格好となるなど、上値が重いとの印象を強くしている。同線を回復できるかどうかが今日のポイントとの指摘もある。

市場では、来週にはトランプ氏の米大統領就任式、日銀の金融政策決定会合など重要イベントを複数控えており、模様眺め気分が支配しやすいとみられている。日経平均への寄与度が高い半導体関連株が波乱商状となっており、これも見送り要因になっている。

一方、「テクニカル的に日経平均は3万8000円を割り込むと厳しい状況に追い込まれるが、きょうの動きをみる限り、そこまで弱くはない」(ケイ・アセット・CEOの平野憲一氏)との声が聞かれるなど、時価近辺は押し目限界との見方も出ていた。

TOPIXは0.67%高の2700.64ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆8497億7800万円だった。

東証33業種では、値上がりは、その他製品、銀行業、保険業など29業種、値下がりは医薬品など4業種だった。

個別では、トヨタ自動車、東京エレクトロンなどが小高い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株も買われ、任天堂もしっかりだが、武田薬品工業はさえない。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1003銘柄(61%)、値下がりは569銘柄(34%)、変わらずは69銘柄(4%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます