• 2024/12/03 掲載

中国進出の英企業、ビジネス「厳しくなった」58% 経済逆風=調査

ロイター

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[北京 3日 ロイター] - 中国に進出している英国企業が、中国でのビジネスが、景気低迷によりこの1年で厳しくなっており、それが2025年も続くと予想していることが在中国英国商業会議所が3日発表した年次調査で分かった。

中国の英商業会議所では、アストラゼネカ、BP、ジャガー・ランドローバー 、スタンダード・チャータード、ロールス・ロイスなど400社が会員になっている。

調査は、9─11月にかけて実施。58%が過去1年間で中国でのビジネスが厳しくなったと感じ、そのうち86%が経済的要因を原因と指摘した。

「英国企業は、中国経済の減速から規制のハードルまで、依然強い逆風に直面している。(中国当局の)景気刺激策の発表にもかかわらず、2025年に対する楽観的な見方は低い」と英商業会議所述べた。

調査では、中国でのビジネス環境は5年連続で厳しくなった。来年は状況が改善すると期待する割合は41%にとどまった。

英国と中国の政府要人の対話はここ数カ月活発化している。10月にラミー外相が中国を訪問し、スターマー首相は先月ブラジルで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて習近平国家主席と会談した。

ラミー外相の訪中後、対中関係に対する英国企業の楽観的な見方は、同会議所の7年の調査で最も高くなったという。ただ、中国の過剰生産能力の背景にある国家補助金を巡り、中国と米国、中国と欧州連合(EU)との二正面貿易戦争が懸念される中、英中関係がどのように形作られるかは不透明と同会議所は指摘。

「トランプ氏が再び米大統領の座に就き、EUが中国に対して保護主義的姿勢を強める中で、中国に対する長期的な計画を立てるのは難しい」と述べた。

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