- 2024/10/23 掲載
韓国企画財政相、1400ウォン近辺の対ドル相場が「新常態」=報道
[ソウル 23日 ロイター] - 韓国の崔相穆・経済副首相兼企画財政相は通貨ウォン相場について、現在の1ドル=1400ウォン近辺の水準を「ニューノーマル(新常態)」と見なすべきだと述べた。聯合ニュースが23日に報じた。
ただ、企画財政省はその後、テキストメッセージを通じ「(崔氏は)1ドル=1400ウォンという為替レートが新常態だとは言わなかった」と報道を否定した。
報道によると、崔氏はニューヨーク訪問中に同行記者団と懇談し、「現在の1400ウォン水準は過去の1400ウォンとは異なるものと見るべきだ」と発言。韓国経済は自国通貨防衛のための利上げを可能にする状況ではないとも述べたという。
複数のメディアがこの発言を報じたが、聯合ニュースを含む一部メディアは説明なしに記事を削除した。
ウォンは今月に入って対ドルで5%近く下落。23日には7月下旬以来の安値1385.1ウォンを付けた。最後に心理的な節目である1400ウォンを付けたのは4月中旬だ。
関連コンテンツ
PR
PR
PR