Stephen Nellis

[２２日 ロイター] - 米半導体大手クアルコムは２２日、米アルファベット傘下グーグルと提携し、自動車メーカーが独自の人工知能（ＡＩ）音声アシスタントを開発できるよう、半導体とソフトをセットで提供すると発表した。

グーグル製の車載基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド・オートモーティブＯＳ」について、クアルコム製半導体の上で円滑に作動するバージョンを開発しているとした。

グーグルはアンドロイドを搭載したスマートフォンを自動車に接続して使うためのアプリ「アンドロイド・オート」も手がけているが、オートモーティブＯＳは自動車に組み込まれる。両社によると、自動車メーカーは同ＯＳとクアルコム製半導体、グーグルのＡＩ技術を使用して、スマホがなくても作動する独自の音声アシスタントを開発できるようになる。