- 2024/10/04 掲載
米港湾スト、長期化なら物価上昇につながる=シカゴ連銀総裁
ストを受け、小売・製造各社は約2週間分の商品を備蓄しているが、労働争議が長引けば「一部の物価が上昇する可能性がある」と指摘した。
東海岸とメキシコ湾岸の港湾労働者によるストはこの日、3日目に入った。
専門家は、このストにより米国経済は1日あたり数十億ドルの損失を被っていると推計している。これに対しグールズビー氏は、20兆ドルを超える米の経済規模と比較すると「それほど圧倒的に大きい数字ではない」と指摘した。
金融政策については、インフレ率がほぼ米連邦準備理事会(FRB)の目標値まで低下したことから、今後12カ月で「大幅に」金利を引き下げる必要があるとの認識を示した。そうでなければ経済と雇用市場が過度に冷え込むリスクがあるとした。
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