- 2024/10/03 掲載
独サービスPMI、9月改定値は50.6、6カ月ぶり低水準
[ベルリン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.6と4カ月連続で低下し、6カ月ぶりの低水準となった。
8月は51.2だった。需要の低下とリセッション(景気後退)懸念が暗い影を落としている。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス部門は経済の支柱としての役割をますます失いつつある」と述べ、受注の急減が特に懸念されると指摘した。
「このまま低下傾向が続けば、景気は再び上向くまで恐らくあと数カ月は下降を続けるだろう」と語った。
9月のサービス部門は人員削減が加速したが、緩やかなものにとどまった。
今後1年の見通しは1年前よりも控えめで、楽観派が25%対23%で悲観派をわずかに上回った。調査対象者の多くが差し迫った景気後退への懸念を表明した。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは47.5と、8月の48.4から低下した。
PR
PR
PR