［１日　ロイター］ - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ が傘下のエネルギー企業バークシャー・ハサウェイ・エナジー（ＢＨＥ）を完全子会社化することが１日、証券当局へ提出された資料で明らかになった。

資料によると、ＢＨＥの株式の９２％を保有しているバークシャーはＢＨＥ株の残る８％を、バークシャーの元取締役で２０２１年に死去したウォルター・スコット氏の遺族から取得することで合意した。

バークシャーはＢＨＥの約４４２万株を買い取るため２３億７０００万ドルを支払うほか、ＢＨＥの１６０万株をバークシャーのクラスＢ株と交換する。ＢＨＥは一部債務の交換も行う。

これにより、バークシャーが保有するＢＨＥ株の比率は９２％から１００％に上昇する。ＢＨＥの完全子会社化は規制当局の承認を経て今四半期中に完了する見通しだ。

ＢＨＥはエネルギー、公益、パイプライン、不動産などの事業を展開している。