- 2024/10/02 掲載
米自動車販売、第3四半期は減少 インフレや高金利が重し
[1日 ロイター] - 大手自動車メーカー各社が1日発表した第3・四半期の米自動車販売は減少した。販売日数が少なかったことに加え、インフレや高金利環境を背景にした消費支出鈍化が影響した。
米ゼネラル・モーターズ(GM)は2.2%減少。ベストセラーのシルバラードなど一部の大型ピックアップトラックの需要が鈍化した。
コックス・オートモーティブのデータによると、米フォード・モーターが2日発表する第3・四半期の販売台数は伸びが鈍化する見通し。
トヨタ自動車は8%減少した。
S&Pグローバル・モビリティのプリンシパルアナリスト、クリス・ホプソン氏は、高金利や自動車価格の値引きが十分でないことが消費者を圧迫していると指摘した。
韓国の現代自動車は5%増加。ツーソンやサンタフェといったクロスオーバーのハイブリッド車の販売が寄与した。
系列の起亜は7%近く減少した。
調査会社ワーズ・インテリジェンスによると、9月の米新車販売は約117万台、季節調整済み年率換算で1577万台だった。
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