- 2024/09/27 掲載
米耐久財受注、8月コア資本財+0.2% 予想に反して増加
コア資本財の受注は前年比0.3%増となった。
コア資本財の新規受注は予想外に増加したものの、企業の設備投資は第3・四半期に失速したとみられる。米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和観測が第2・四半期の設備投資を押し上げたとはいえ、金利の高止まりは設備投資の制約となっている。
コア資本財出荷は0.1%小幅増加した。7月は0.4%減だった。
資本財から国防関連を除いた受注は1.3%減。7月は42.1%増加していた。出荷は1.6%減。7月は4.8%増だった。
全体の耐久財受注は前月の9.9%増から変わらず。耐久財受注は3年以上使われるモノを指す。
電気機器・同部品、機械、金属製品、コンピューター・電子製品の受注が増加した。
輸送機器の受注は0.8%減。7月は34.6%急増していた。自動車・同部品の受注は0.2%増えた。
民間航空機・同部品の受注は7.5%減少した。ボーイングのウェブサイトによると、8月の航空機受注は22件。7月の72件から減少した。
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