- 2024/09/13 掲載
ECBの利下げ幅は不十分、イタリア2閣僚が批判
タヤーニ外相は記者団に対し「もっと大胆になる必要がある。25ベーシスポイント(bp)の引き下げでは成長を回復させるには小幅だ。少なくとも50bpの引き下げが必要だ」と述べた。
ウルソ企業相はⅩに「(ECBは)またしても期待を裏切った。もっと勇気と切迫感が必要だ」と投稿した。
イタリアはユーロ圏で最も借入コストが高く、国内総生産(GDP)に対する公的債務残高の比率も2番目に高い。ECBが大幅に利下げをすれば恩恵を受ける立場にある。
タヤーニ氏はまた、ECBの設立条約を改革するよう求めた。
「現在のECBはインフレ対応にしか関心がない。しかし、それだけでは不十分で、成長を促進するために通貨を管理できる中央銀行が必要だ」と述べた。
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